尼崎市の放課後等デイサービスONE・ONE TRYバルーンアートをしてみよう!
2021/08/09
TWO Dreams指導員ブログ
ブログをご覧の皆様こんにちは。
本日は雨天の為、バルーンアートをしました。
なかなか難易度の高い行事でしたが、みんなカラフルな風船を見ると興味深々で、指導員の説明もしっかりと聞くことができていました。
細長いバルーンをひねって作品をつくるのですが、風船が割れないか心配になって怖がる利用者様や、物怖じせず器用につくる利用者様など反応は様々でした。
先生が作ると簡単そうに見えるのですが、指先の器用さや力加減などなかなかうまくいかないこともありました。
しかし、苦労した分完成した時にはみんな良い笑顔で嬉しそうにみせてくれました。
バルーンアートをすることで得られる効果は折り紙などとよく似たものとなっています。
最後にバルーンアートや折り紙をしてどんな効果があるのか書いていますので、良ければご覧ください。
バルーンアート(折り紙)による効能
1つ目の効果は指先が器用になることです。
バルーンアートを作るときには、手先を細かく動かすことが求められるため指先の発達が促されます。特に丁寧に作ろうとすると、長さの配分をぴったりと合わせたり、ねじりをしっかりとつけたりしなくてはいけません。
指先が器用になることで、ハサミや鉛筆などの道具を使いこなすことができたり、さらに指先の器用さが必要な作品に挑戦することができます。
2つ目の効果は集中力が磨かれることです。
バルーンアートを作るときは一定の時間、風船向き合い、集中する必要があります。
集中して取りかかり、長さを上手に調節できれば、出来上がりはきれいなものになります。反対に、集中しないで取りかかってしまうと、長さの配分がズレてしまい、きれいな出来上がりにはなりません。何度も繰り返し作ることで、きれいに作るには集中力が必要なことが感覚的にわかるようになるでしょう。
また、工程が多かったり、複雑なつくりがあるような難しい作品をつくるときには、さらなる集中力が必要になるため、自然と養われていきます。
3つ目の効果は達成感が味わえることです。
工程の多い難しい作品だと、途中で諦めたくなってしまうときもあるでしょう。しかし、一つ一つ工程をこなしていきながら、完成までたどり着いたときには、この上ない達成感が得られます。
バルーンアートをつくるときには、風船の色を子どもに選ばせてあげることも大切です。色や種類が豊富だとそれだけで喜び、バルーンアートをしたくなるでしょう。
自主的に子どもがバルーンアートに取り組むことで「自分でできたんだ」という達成感がより得られます。この経験はバルーンアートに限らず、他のことに挑戦するときにも生かされます。
4つ目の効果は想像力が豊かになることです。
手順通りに折っていく中で、これをねじったら次はどのような形になっているのか、完成イメージから考えた時に「今はどの部分を作っているのだろうか」など、目の前や指先に集中するだけでなく、その先を考えながらつくり進めていきます。イメージを膨らませながらの作業は、想像力を育み、先を考える力を養います。
また、最初は指導員に教えてもらったり、手順に従いながらつくり始めます。横に座って教えてもらう場合は、「どのようにつくれば先生と同じようになるのかな」と想像を働かせてつくるため、想像力が養われるのです。
5つ目はやり遂げる力が身につくことです。
手順の多い作品は途中で諦めたくなる時もあるでしょう。しかし、ひとつずつ工程をクリアしながら、作品を完成させることで、やり遂げる力が身につきます。
目標を達成するためのこの力は、大人になっても必要な力です。達成感を与えることで、より難しい作品に挑戦しようという意欲が湧いてきます。
6つ目は手順通りに従って取り組む経験を積むことです。
バルーンアートは自由に自分で工夫しながら遊ぶというよりも、手順通りにつくっていくことで完成させて楽しむ遊びです。
マニュアル通りに進める重要性を理解すること、自己流だとうまくいかないこともあることを知るきっかけになります。まずは方法論を覚えることが大事であると学びます。
また、①→②→③というように手順が進むにつれて、状況が変わっていくので、手順を踏む大切さを実感できます。
7つ目は色彩感覚が磨かれることです。
風船にはさまざまな色があります。色によって形の持つ印象が変わることを感覚的に覚えていくことができます。
色彩感覚が身につけられれば、日常生活や四季によって変わる自然の中で色彩を楽しむことができ、利用者様の感性を豊かにします。
明日はの行事は『夏休み工作をしよう!』です。
明日もブログを更新いたします。よろしくお願いいたします。